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こけしの里へ

先月のこと。
こけし好きが相まって、こけしを巡る東北取材旅行に同行させてもらいました。
なかなかハードなスケジュールだったけどとても楽しかった。
いくらこけし好きといえど、こけしのためだけに旅する機会なんてそうそうないので本当に貴重な経験でした。

歩いてるだけでこけしに出会えるなんて!
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良い季節だったこともあってお天気にも恵まれました。

伝統を大切にこけしをつくる各地方の工人さんや、こけしを大切にしている地元の商店の方、当たり前のようにこけしが暮らしの中にある産地の方、色々な方の話を聞きながらうんうん頷いたりハッとさせられたり笑ったり。
年配の方がほとんどですが同い年の工人さんもいました。
物を作ることに対して何ら特別感はなく、自然体で控えめで、仕事として黙々とこなしているところ、工人さんたちの話を聞くと、「東京とは違うな」と凄く良い意味で思いました。
どこか東京のモノの感覚に慣れてしまっている自分を正された感じです。

そして土地柄なのか、皆さん本当に温かくてユーモラス。人柄がそれぞれのこけしや携わる施設に出ているのかな。
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約100年の歴史を持つ青森県黒石温泉の宿。
いつか訪れてみたかった場所なので感激でした。この温泉街は至る所にこけしの灯篭があって(そう、去年渋谷パルコで行われたこけしポップの時にエントランスにいたあの灯篭!)、薄暗くなると一層情緒が漂うのです。

灯篭が生まれてくる工房は圧巻!
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今回の旅で最も気になる存在となった本。
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少し時間があったのでこけし館でちょっとだけ読みました。内容はというと・・・面白すぎる!着眼点が、著者の異様なこだわりが!
タイトルから深く捻った考察の部分も読みたかった。
虫の道を探すために輪切りにされたこけしの写真が衝撃でしたよ。
これは是非古書店で手に入れたい。


5、6年ほど前からだろうか、骨董市で見かけるとついつい買ってしまうこけしグッズ、数年前北鎌倉の小さなお店で店主のおばあちゃんの話を聞いてぐっと引き込まれたこけしの世界。
探し集めるというより出会いを待つスタンスでいたというのに、5本しかなかった食器棚の上が旅から帰るとこんなことに!
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築40年の我が家に、なんてマッチしているんだろう。
弥治郎系と木地山系がもともと好みでしたが、この旅で出会った系統全て好きになってしまいました。


旅から帰ってきてこけしが夢に出てくること3回も。こけしの夢なんて見たこともないのに。
コットンパールをちょこっとアレンジしてこけしの顔ピンブローチ(ハットピン)を作ってしまいました。
名付けて「kokemaco」。もちろん、自分用!
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くるっと振り返れば表情を変える、一石二鳥。
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実際にこけしが生まれた風土と人を感じることができて、本当に素晴らしい旅でした。
こんな機会を与えてくださったYさん、ご一緒させてくださった皆さん、現地の皆さんも本当にありがとうございました。いつかまた訪れたい。今回は行かなかった産地へも。
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ところで、最近こけしに魅了されている若い女性たちのことを工人や地元の皆さんは「こけギャル」、「こけ女(こけじょ)」と呼んでいました。
そんな安易なこけギャルなんかじゃなーい!と思ってみたものの、行く先々で目をキラッキラさせて興奮気味にこけしを買ってしまう自分を改めて思うと立派な「こけギャル」、いや、年齢的にギャルは無いから「こけ女」?と諦め思ってしまうのでした。



*6/7~6/12までお休みをいただきます。通常の業務もストップしますので、メールの返信などは13日以降にさせて頂きます。宜しくお願い致します。
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by macottonmaco | 2013-06-05 20:47 | 日々 | Trackback | Comments(0)